My Foolish Heart / Robin Ward [スタンダード]
日本語タイトルでは「愚かなり我が心」という、この曲はスタンダード・ナンバーとして、ポップス・シンガーやジャズ・シンガーまで、いろんな歌手がカヴァーしています。
1949年のアメリカ映画「My Foolish Heart(愚かなり我が心)」の主題歌で、1950年から51年ビリー・エクスタインの歌で大ヒットしました。
とはいっても、生まれる前の話で、全く知りません。(^^;
でも、このメロディーは、ラジオでもよく流れていて、おぼえています。
この名曲を、なんとあの「Wonderful Summer」のロビン・ウォードが歌っていました。
いろいろ探したのですが、サイトで試聴できる音源はありませんでした。
このアルバム、いまはかなりの高値なんだそうですね。
でも、ある親切なかたからご案内をいただき、音源を手に入れてしまいました。(^^)
いやあ、いいですね~。
さっそくCDRに焼いて、ラジカセやクルマの中でも聴いています。
どんな曲が入っているかということについては、ここをご覧ください。
Robin Ward
このアルバムの中かで、In His Carは以前とりあげましたので、3連のバラードではありませんが、こんな曲も歌っていました。
Moon River
しかし、このロビン・ウォードの曲を聴いていると、いかにもティーン・エイジ・ドリーミング・ポップスという感じですが、こういう曲を歌っているとき、ティーンエイジどころか、すでに子持ちのお母さんだったのですから、困ったものです。
虹の彼方に / ジーン・ビンセント [スタンダード]
好きなアメリカのスタンダード・ナンバーを三曲・・・というと、まずはやはり「スターダスト」かな。
続いて出てくるのがディズニーのアニメから「星に願いを」そして、3番目が「虹の彼方に」ですね。
虹の彼方に・・・「オズの魔法使い」の中の曲ですが、もう映画を離れて独立した1曲といっていいでしょうね。
このブログで、取り上げるのは3回目になります。
歌っているのは、ロックンロールの初期に大活躍したジーン・ビンセントです。
虹の彼方に
こうやって3連のアレンジにすると、スタンダードというより「オールディーズ」という感じになりますね。

ところで、映画「オズの魔法使い」ですが、1939年の映画なんですね!
オリジナルのジュディー・ガーランドの歌が録音されたのは1939年7月だそうですから、ちょうど70年前!
今の曲で、こんなふうに70年後まで残っている曲って、どれくらいあるでしょうね?
センチになって / ロス・インディオス・タバハラス [スタンダード]
そのスイートなトロンボーン・ソロは、あの時代を象徴するサウンドのひとつと言っていいでしょう。
ところで、この曲の邦題には「僕はセンチになったよ」とか「センチになって」など、いくつかあるようですが、やはり「センチになって」が一番しっくりするような気もしますね。
とはいっても、最近この「センチ」なんていう言葉は、もうまったく使いませんね。
さて、この名曲を3連のアレンジで演奏しているのが、ロス・インディオス・タバハラスです。
センチになって ロス・インディオス・タバハラス

ところで、この曲を演奏しているギターですが、Del Vecchio という、ブラジルのリゾネイター・ギターなんですが、アンプに通しているんでしょうか?
リヴァーブは、たしかにかなり深めにかけているようですが、それにしても不思議な音ですね。
Stardust / Connie Francis [スタンダード]
この曲を取り上げるのは2回目。
前回はスカイライナーズのヴァージョンでした。
今回は、あのコニー・フランシスです。
コニー・フランシスは、50年代の終わりから60年代にかけて、これぞアメリカン・ポップスというヒットをたくさん出していますが、その後はスタンダード・ナンバーを歌っていたようです。
これが意外に(と言っちゃ失礼ですね)素晴らしい!
ポップス歌手が全盛期を過ぎると、ジャズやスタンダードに走る(逃げる)場合が多いのですが、たいていは「お遊び」(と言っちゃ失礼ですね)程度の出来で、ジャズ・ファンはもちろんポップス・ファンも、あまり話題にすることはありません。
でも、このコニー・フランシスの歌うスタンダードは、一味もふた味も違うような気がします。
Stardust Connie Francis
ところで、この「スターダスト」という曲は、子供のころ「シャボン玉ホリデー」のクロージング・テーマとして流れていた、ロス・インディオス・タバハラスのヴァージョンが最初の出会いだったと思います。
・・・ということを、前回のスカイライナーズのときに書きました。
Stardust
あるところから、これと全く同じ文章がネット上にあるということを教えていただきました。
これです。
スターダスト
うれしいですね、これだけベタ~~~っとコピーされると、気持ちいいですね。(^^)
ちなみに、この清流会さんのブログに掲載されているレコードには「マリア・エレーナ」も「スターダスト」も収録されてはいません。
たぶんお持ちじゃないのでしょう。(^^)
ほかにも、この「3連のバラード・コレクション」、いろんなところで話題にしていただいております。
ありがたいことですね~。
じつは総閲覧数が、開設1年半でなんと136000を超えました。
一年で70000でしたので、その後の半年で倍近くに達したということですね。
これも、ひとえに皆さんのおかげです。
ありがとうございます。
縁は異なもの / ダイナ・ワシントン [スタンダード]
縁は異なもの味なもの、袖すりあうも多生の縁、金の切れ目が縁の切れ目・・・
日本では、この「縁」という言葉というか概念(?)が、何かとよく使われます。
でも、これを英語にしようとすると、これは大変ですね。
そもそも「縁」にぴったりする単語がありません。
さて、その「縁」を日本語タイトルで使った外国の曲があります。
What A Deffrence A Day Makes Dinah Washington
日本では、テレビ・コマーシャルでも使われて、意外におなじみの3連のメロディーですね。
さて、この曲の日本語タイトルは「縁は異なもの」ですが、これは名訳というべきでしょうか?それとも迷訳というべきでしょうか?
この曲が日本に入ってきたとき、担当者は悩んだでしょうね?
What a defference a day makes
これを何と翻訳するか・・・そのまま「ホワット・ア・ディフェレンス・ア・デイ・メイクス」では長すぎるし、意味もわかりません。
やはり邦題が必要です。
直訳すれば「一日で何という違いでしょう!」でしょうか?
でも、それではタイトルになりません。
担当者はいろんな本を見て考えたんでしょうね。
そんな中に、故事ことわざ辞典みたいなものがあったのかもしれません。
そこに出てきたのが「縁は異なもの味なもの」でした。
「あなたに逢って、たった一日でこんなにも変わってしまった・・・・」
つまりこれも何かの「縁」じゃないか?
よしっ!これだ!!
・・・というようなことがあったかどうかは分かりません、何しろいい加減なもので。
(このブログそのものが、かなりいい加減だという説をどこかで見たような気もするのですが目の錯覚でしょうか)(^^)
とにかく「縁は異なもの」・・・う~ん、合っているようないないような、微妙な感じもありますね。
でも、この訳は、やはり「名訳」といって良いんじゃないでしょうかね?
縁といえば、滋賀県北部だけかもしれませんが、お坊さんのことを「ごえんさん」といいます。
浄土真宗大谷派「お東さん」だけかもしれませんが、こういう呼び方なんですね。
漢字を当てはめると、たぶんこの「縁」を使って「御縁さん」になるはず…違ってたらごめんなさい。
お寺での法話でも、この「縁」という言葉がたくさん登場します。
ところで、この曲What A Defference A Day Madeとなっていることもありますね。
どっちが正しいのでしょう?
両方とも正解?
スターダスト / スカイライナーズ [スタンダード]
スターダストといえば、スタンダード中のスタンダードとして、それこそ星の数ほどのヴァージョンがあります。
20年代にホーギー・カーマイケルが作った傑作ですが、最初はメロディーだけでした。
のちに歌詞が付けられ、さらに有名になっていったようです。
そのホーギー・カーマイケル自身の演奏があります。
Hoagy Carmichael
このホーギー・カーマイケル、俳優としても有名で、日本で大ヒットした「ララミー牧場」でもレギュラー出演していました。
この曲のヴォーカル・ヴァージョンは誰がいちばん有名でしょうね?
日本人には、やはりこの人ではないでしょうか?
Nat King Cole
いいですね~。
さて、この曲との出会いは、多くの中年の人がそうであるかもしれませんが、テレビ番組「シャボン玉ホリデー」でした。
あの番組のエンディングに流れていたのが、このスターダストのメロディーです。
ザ・ピーナッツが、曲の途中のBeside a garden wall...から歌いだします。
そこにハナ肇さんが登場、その日の感想などとともに、ピーナッツの悪口をいいます。
怒ったピーナッツがハナさんに肘鉄をくらわし、ハナさんはフレームアウト、曲はエンディングへ・・・。
....the memory of love's refain.
場面はかわって、街灯の下でベンチに足をかけギターを弾く男性のシルエットになり、この曲が流れ始めます。
Stardust
シルエットでギターを弾いていたのはクレージーキャッツの犬塚弘さん。
でも、実際は弾いていなくて、このロス・インディオス・タバハラスのレコードでした。
この演奏、もちろんギターですがキーが高いために、インディアン・ハープと言われたり、レキント・ギターだと言われたりしました。
でも、注意深く聴いてみると、その運指から2フレットぶん音を高く調弦したギターであることがわかりました。
同じ運指で、普通のギターで弾いてみました。
スターダスト
もう40年近く練習していますが、全然上達しません。(^^;
ところで、この曲を3連のバラードにアレンジしてレコーディングしているグループがあります。
スカイライナーズです。
スカイライナーズといっても、「シャボン玉ホリデー」と同じころの番組「ザ・ヒットパレード」で、スマイリー小原さんが踊りながら指揮していたビッグ・バンドではありません。
50年代の白人ドゥ・ワップ・コーラスのグループです。
残念ながらYOUTUBEには、このグループによるStardustの演奏はありませんでした。
かわりにこの曲をどうぞ。
This I Swear
そうそう、ホーギー・カーマイケルですが、来日中テレビで「シャボン玉ホリデー」を見て、最後に自分の曲が歌われているのを見て感激、それが縁で番組にゲスト出演しているそうです。
(1961年11月26日放送分・・・五歩一勇・著、「シャボン玉ホリデー~スターダストを、もう一度」より)
その後、ホーギー・カーマイケル二回目の来日の時、犬塚さんの「演奏」をみて、素晴らしいギタリストだ、といって、テレビ局に電話をかけてきたそうです。
(引用・同じ)
4月10日・追記
このスカイライナーズの「スターダスト」YOUTUBEにありました。
ノーバッドさんが探してくださいました。
どうもありがとうございました。
Stardust / The Skyliners
虹の彼方に/倉木麻衣 [スタンダード]
無数のカヴァー・ヴァージョンがあるスタンダード・ナンバーのひとつ「虹の彼方に」。
日本のポップスシンガーのなかにも、この曲を歌っている人が多いようです。
近年では、CDにはなっていませんが松任谷由実、山崎まさよし、元ちとせといったアーティストが、CMの中でですが歌っていましたね。
それぞれに趣があって、なかなかいいものです。
最近聴いた中に、意外なシンガーがいました。
倉木麻衣、1月1日にリリースされた、このニュー・アルバムのボーナス・トラックとして収められています。しかも、3連のアレンジです。
世代的に、なかなかこういったアーティストの歌は聴けないのですが、今日FMをかけっぱなしにしていたら、流れてきました。
プロフィール的なことはまったく知らないので、オフィシャル・サイトのリンクを貼り付けておきます。
倉木麻衣
ところで、この倉木麻衣さんのヴァージョンもなかなかオシャレです。
でも英語は・・・ですね。
LとRとか、THとか・・・。
それと、いくつか単語が抜けているような・・・いや、これらは私のヒアリング能力の低さのせいでしょう。
でも、倉木さんの歌には、独特の雰囲気があっていいですね(^^)
アルバムがほしくなってきました。
虹の彼方に [スタンダード]
雨がやんだとき、雲の隙間から青空が見え、そこに虹が出ていたりすると、ほんとにうれしくなりますよね。
これから何かいいことがあるんじゃないか?なんて、勝手に想像して、頬がゆるんだりします。
Over The Rainbow/ Judy Garland
その昔、なんとかこの曲をギターを弾きながら歌えないものか、などと不埒なことを考え、楽譜や音源を集めたことがあります。
何の苦労もせずに、い~~っぱい集まりました。楽譜もレコードも・・・。
これほどの名曲は、出版社もレコード会社も、一応出しておかなければいけない、必須商品・・・そんな言葉はないか、定番(?)なんでしょうね、あるわあるわ・・・。
で、自分で満足できるほど弾けるようになったかというと、う~~~む。
人それぞれ「キー」(自分がいちばん自然に歌える音程)というものがあって、なかなかそれに合うものがありませんでした。
また、アレンジが簡単すぎたり、和音が省略されていたりで、これまたなかなかうまくいきません。
結局、コード(和音)のついたイ長調のメロディー譜で、即興アレンジ(つまりテキトウ)して演奏しています。
ギターソロのアレンジでは、武満徹さんが素晴らしいアレンジを残しています。
しかし、これがなかなか難しくて、ちゃんと弾けたためしがありません。あの村冶佳織さんが素晴らしい演奏をしています。もちろんCDにもなっています。
いまではもうまったくといっていいほど弾けませんが、何とか練習せずに弾けるようになる方法はないものでしょうか。
ところで、この曲のギターソロ(ナイロン弦のクラシックギターではない、アコースティック・ギター・ヴァージョン)に、こんな素晴らしいアレンジと演奏があります。
Somewhere Over The Rainbow/Tommy Emmanuel
ほんとうにため息が出ますよね。
出だしのオルゴールのような音は、オクターブ・ハーモニックスといって、弦のちょうど半分のところを右手人差し指で軽く触れながら、親指や中指、薬指などで弾くのですが、それをプリング(右指を使わず左指で引掻くようにして音を出す)などと組み合わせる・・・チェット・アトキンスの「星に願いを」でもこのテクニックが使われています・・・ちょっとやそっとではできません(降参)。
そうそう、このブログは3連のバラードを集めるものでした。
ちゃんと、この曲を3連のアレンジで歌っている歌手がいるんです。
コニー・フランシス
ほんとにこの人は偉い!
Misty/Bing Crosby [スタンダード]
秋の夜長、古いスタンダードなんか聴きながら、バーボンをちびりちびり・・・今時そんなキザなやつはいないか(^^)
でも、ゆったりしたヴォーカルは、この時季によく合いますね。
そんなスタンダード・ナンバーのひとつ「ミスティー」ですが、ホントにいろんなアーティストがとりあげています。好きなのは、やはりこのビング・クロスビーですね。
アドリブをいれず、ほとんど楽譜通りに歌っていて、カラオケのお手本にするのにはぴったりです。
あ、でもジョニー・マティスもいいなあ・・・残念ながら、レコードもCDも持ってないのです。
ここでは、一応ビング・クロスビーいきましょう。
「ちょっと待て、これは3連のバラードか」という方も多いでしょう。
ごもっともです。まあでもカタイこといわないで、楽譜を見てみると三連符がいっぱい出てくるし・・・。
もうあまりにも有名なメロディーですね。
ところで、話はそれますが、こういった音楽がいちばん似合うのは、やはりアメリカの上流階級の家庭ですね。
それもこの曲が発表された50年代の終わりごろ・・・。
広い芝生の庭があって、プールがある・・・部屋の中には豪華な家具やハモンドオルガン、そしてJBLのパラゴンなどがあって、そこからこのビング・クロスビーやマントヴァーニ楽団、フランク・シナトラなどが流れている。
フレッド・マクマレーのようなお父さんと、ドナ・リードののようなお母さん、おとなりにはルーシー・カーマイケルさんがいて、わんぱくデニスのような少年と、シェリー・フェブレーや、デビー・ワトソンのようなお姉さんがいる、ペットはもちろんリンチンチン・・・そんな家庭はないか(^^)
「ミスティー」の話に戻しますが、ホントにきれいなメロディーですよね。
B♭9から、E♭maj7 、B♭m7、E♭7-9、 A♭maj7
コード進行もオシャレです。
でも、歌うのはちょっと大変です。音域が広い!
このキー(E♭)ですと、下のソから、上のファまで・・・ほとんど2オクターブです。




