There's a moon out tonight / The Capris [ドゥ・ワップ]
ドゥワップというと、もともとは貧しいアフリカ系アメリカ人が、路上などで歌っていたコーラスで、楽器などを買えないため、声でドゥワ~ドゥワ~という「伴奏」をつけていたことから生まれた言葉ですよね。
すみません、調べてないので、違っていたら忘れてください。
そんなドゥワップをヨーロッパ系アメリカ人が歌ったものが「ホワイト・ドゥワップ」でした。
もちろんアメリカ人がほとんどですが、メンバーが全員イタリア人というグループもありました。
それがThe Caprisです。
There's a moon out tonight
いいですね~オシャレですね~。
イタリアということで、このグループ名の由来も想像できますね。
そうです、カプリ島です。
ところで、イタリアで作られた西部劇をマカロニ・ウエスタン(アメリカではスパゲッティー・ウエスタン)といいますが、このイタリア人によるドゥワップはそんな言い方はしないのでしょうか?
日本のシャネルズも、そば(うどん)ドゥワップなんて・・・聞いたことないですね。(^^;
ちなみにこのグループ、バイオグラフィーによると、初めのころはスープリームスという名前だったんだそうです。
もちろんこれではモータウンから訴えられますね。(^^;
すぐに改名してカプリスになったようです。
My Prayer / The Platters [ドゥ・ワップ]
1955年前後というのは、ポップスの世界が大きく変化した時代ですね。
ビル・ヘイリーと彼のコメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」がヒットしたり、エルビス・プレスリーが次々と大ヒットを飛ばしたりして、それまでのポピュラー・ソングのなかにロックンロールという、強力なジャンルが出来上がったのです。
そんな時代に、そういったロックンロールはもちろん、ドゥ・ワップ、リズム・アンド・ブルース、あるいはそれまでの伝統的な歌唱法までを幅広くこなしていたのが、プラターズではないでしょうか。
代表的な「オンリー・ユー」は、もうすでに取り上げましたが、こんな3連の名曲もありましたね。
My Prayer
いいですね~。

ところで、この曲を意外なアイドルがカバーしています。
はい、あのシェリー・フェブレーですね。
ほんとうはシェリー・ファブレイと読むらしいのですが、まあいいでしょう。
残念ながら3連のアレンジにはなっていませんが、そんなことはどうでもいいですね。
なんつーたってシェリーがうたっているんですから・・・。(^^)
My Prayer
Twilight Time / The Platters [ドゥ・ワップ]
ごく普通の言葉でも、日常生活ではほとんど使わない言葉って、ありますよね。
「たそがれ」なんていうのも、そのひとつではないでしょうか。
「いつ頃にする?」
「そうね、たそがれがいいわ」
めったに使いませんよね。
でも、たとえば歌の中にはいっぱい出てきます。
♪ 暮れそで暮れない、たそがれどきは~
♪ よこはま、たそがれ~
♪ たそがれ~の銀座~
これって、英語ではどうなんでしょうね?
この「たそがれ」にあたるtwilightという言葉は、日常生活でつかわれるのでしょうか?
日本語と同じで、歌の中でしか使わないかもしれませんね。
さて、そんなTwilightという言葉がタイトルに使われている、3連の名曲です。
Twilight Time The Platters
1958年のナンバーワン・ヒットですね。
ところで、この曲はプラターズのオリジナルではないんですね。
戦前から活躍していたインストバンド、器楽トリオとでもいうんでしょうか、アコーディオン、ハモンド・オルガン、ギターという編成のThe Three Sunsです。
このTwilight Timeが、彼らのバンドテーマでもあったようです。
YOUTUBEにこの曲の演奏があるか探してみましたが、ありませんでした。
代わりにこんなのがありました。
Beyond the Blue Horizon
いいですね~。
こういうサウンドって、もうラジオでもほとんど流れてきませんね。
試聴サイトですが、ありました。
The Three Suns
Earth Angel / The Penguins [ドゥ・ワップ]
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を最初に見たのはいつごろだったか忘れてしまいましたが、さっきテレビでやっていて、久しぶりに楽しみました。
やはり映画はこういうのが一番です。
個人的に、映画というものに偏見があり、いわゆる芸術映画というものが苦手で、ほとんど見たことはありません。
巨匠といわれる監督で、名優がたくさん出ていても、やはり敬遠してしまいます。(^^)
さて、バック・トゥ・ザ・フューチャーですが、さすがですね、うまく作ってありました。
いろんな「遊び」がちりばめてあって、その「ネタ」を知っていると、さらに楽しめる・・・これがまたニクイですね。
この映画の中にも出てきましたが、3連のバラードの名曲がありました。
この曲はもう取り上げたと思っていたら、まだでしたね。
Earth Angel The Penguins
これは1954年の発売ですから、物語の年代に合っています。
もうひとつ・・・
Earth Angel
ところで、映画の中で、主人公が「ジョニー・ビー・グッド」を演奏するシーンがあって、それを見ていた一人が「従兄弟」のチャックに電話で「新しいサウンドだ!」といって聴かせる・・・このあたりも、面白いですね。
チャックというのは、あのチャック・ベリーで、もちろん「ジョニー・ビー・グッド」の作者ですが、この映画ではチャック・ベリーが主人公マーティーから「いただいた」ことになっている・・・このあたり、文章で説明するのは難しいですね。
つまりは、舞台となった時代1955年がどういう年で、どういう曲が流行していたかが分かっていないと、十分楽しめないというわけです。
そういえば、前に見たときには気がつかなかったことをさっき発見しました。
主人公がそのジョニー・ビー・グッドを演奏中、ワル乗りしてなんと「ライトハンド奏法」までやってるじゃないですか!
Johnny Be Good
Forever / The Marvelettes [ドゥ・ワップ]
ビートルズのヒット曲のひとつに、プリーズ・ミスター・ポストマンという曲があります。
この曲はビートルズのオリジナルではなく、カヴァー・ヒットでした。
オリジナルはマーヴェレッツという、モータウン・レーベルの女性グループです。
ビートルズは1964年にヒットさせているのですが、このオリジナルのほうは、アメリカでこそ1961年に大ヒットしていたものの、日本ではまったくと言っていいほど知られていませんでした。
60年代の初めごろ、日本ではアメリカン・ポップスが人気を集めていたのに、いわゆるポップスばかりで、まだドゥ・ワップやリズム&ブルースを聴く人は限られていたんですね。
64年、65年になって、ビートルズがそんなリズム&ブルースをカヴァーしていたこともあって、日本でもようやく日の目を見るようになりました。
そんなマーヴェレッツの3連のバラードです。
Forever
ところで、このマーヴェレッツ、1961年プリーズ・ミスター・ポストマンでデビューして、R&B部門、ポピュラー部門ともにナンバー1を記録しました。
しかし、人気があったのは1964年ごろまでで、そのあとはメンバーが抜けたり、入れ替わったりしながら
1971年ごろまで細々と活動したようです。
Since I Don't Have You/The Skyliners [ドゥ・ワップ]
ドゥ・ワップというと、黒人グループというイメージですが、その音楽が人気を集めるようになると、白人によるグループもいくつか登場してきました。
そのひとつがこのThe Skylinersです。
60年代、たぶん日本でも紹介はされていたと思うのですが、その当時は全く知りませんでした。
ずいぶん後になって、いろんな音楽を聴くようになり、ようやく知りました。
Since I Don't Have You
いいですね~。
でも、こういう音楽って、もうまったくと言っていいほど放送にはのらなくなってしまいましたよね。
とくに民放のFMなどは、ほとんどレコード会社の宣伝みたいになってしまって、まったく聴く気がしません。
なんて、こんなところでボヤいても仕方ありませんね。
ちなみに、白人のドゥワップだからホワイト・ドゥワップですが、同じようなパターンで白人によるソウルはホワイト・・・とは言いませんね。
ブルー・アイド・ソウル
このジャンルにも、素晴らしい音楽がいっぱいありますね。
あ、思い出しました。
この曲を知ったのは「アメリカン・グラフィティー」でした。たぶん。
73年か4年ですから、もう35年も前ですね(^^)
Close Your Eyes/The Five Keys [ドゥ・ワップ]
子供の頃、音楽は好きだったのですが、いわゆる「合唱」が嫌いでした。
いまでも、とくにクラシック系(学校系)?は苦手です。
歌うのもそうですが、OOO少年合唱団とか、ママさんコーラスとか、テレビなどでたまたま流れてきたのを見ているのもダメです。
とくに、メンバー全員が指揮者のほうを向いて(当たり前ですが)左右に顔を揺らしながら歌う姿を見ると、マジメな歌なのに、つい笑ってしまいます。
あの歌い方って、なんかヘンですよね?
偏見でしょうか???
さて、こういうドー・ワップ・コーラスは好きですね~。
Close Your Eyes The Five Keys
オシャレですよね~。
日本の曲では、なかなかこんなオシャレなコーラスって、ないですよね。
でも、この曲をコピーしていた人がいます。
Close Your Eyes 山下達郎
さすが山下達郎、こういう曲をコピーさせたら、日本人では彼にかなう人はいないでしょう。
ところで、さっきのクラシック系、というかOOO合唱団って、どうしてみんな楽譜を持っているんでしょう?
コンサートでも、楽譜を持って歌っていますよね。
たとえば歌謡曲でもロックでも、歌手のコンサートで、楽譜を持って歌うような人はいませんよね。
OOO合唱団のメンバーは、「暗譜」ができないんでしょうか?
これも、なんかヘンですよね。
Count Every Star/The Rivieras [ドゥ・ワップ]
ドゥ・ワップ、リズム&ブルースのグループのアルバムは、3連の宝庫ですね。
このグループ、The Rivierasも、たぶんそんなグループのひとつだと思うのですが、どういうグループかまったく知りません。
このCDバイオが英語のため、私の英語力ではいまひとつ確かではありませんが・・・・。
メンバーはHomer Dunn(テナー)Charles Allen(バス)Roland Cook(テナー)Andy Jones(バリトン)の4人。50年代の真ん中あたりから、Four Artsという名前で活動し、CordレーベルのプロデューサーGeorge PaxtonとMarvin Caneに紹介されました。やがてRivierasに改名しCoedレーベルでの最初のシングルが、このCount Every Starでした。
その後ジョージ・パクストンとマーヴィン・ケインは、このグループにビッグ・バンドのサウンドを取り入れ、グレン・ミラーの「ムーンライト・セレナーデ」を歌わせています。これが彼らの最大のヒットとなったようです。
他にも、もう少し書かれているのですが読むのが面倒になってきました(^^)
ところで、この曲ですが、以前にもこのブログで紹介しています。
アイドルのリンダ・スコットの歌で、ここにとりあげました。ということで、このThe Rivierasがオリジナル、リンダ・スコットはカヴァーということになります。
The Rivieras試聴
Sincerely/The Moonglows ・ The McGuire Sisters [ドゥ・ワップ]
中学校時代、英語というのはそんなに嫌いでもなく、得意・・・とまではいかないものの、なんとか授業にはついていけました。それが、高校に入ると、もうダメ!まったくわからなくなり、2年にはついに赤点・追試験・・・そんな状態でした。
まわりには一人か二人、外国のペンフレンドと文通しているという人もいたようですが、そんな「英語力」では文通なんて、したくても無理というもの・・・。
ところで、そんな英語の手紙によく使われる言葉がこの「Sincerely」です。
たしか、最後にSincerely yoursとか、何とか書くんじゃなかったでしょうか?
この単語、もちろん覚えていなくて、この話題を書くために、辞書で調べたのは言うまでもありません。
さて、そんな「Sincerely」というタイトルのこの曲、これもほんとに素晴らしい3連のバラードですね。
Sincerely
いいですね~。でも、このムーングロウズのレコードとかCD、持ってないんですね。
コンピレーション(寄せ集め)アルバムに入っていないか探したのですが、ありませんでした。
こんな話題を書いたら、ほしくなってきました。
同じ曲で、もうひとつの大ヒット、マクガイア・シスターズ盤はあるんですけどねえ。
The McGuire Sisters
ところで、英語は今も苦手であることにはかわりありませんが、昨年なんと生まれて初めて英語で礼状を書いたのです。しかも手書きで!
英語の例文集を利用したりして、やっとのことで書き上げたのですが、ちゃんと意味が通じたかどうかは、わかりません。
夜のなみだ/ リトル・アンソニーとジ・インペリアルズ [ドゥ・ワップ]
まるで演歌のタイトルみたいですが、私の持っているレコード(URTRA MAX 22・不滅のポップス)には、こんな邦題がつけられています。
「夜のなみだ」
演歌といっても、昭和40年代の赤い灯青い灯、場末の安酒場か屋台が舞台になった、男性歌手が歌う「女性歌」といったところでしょうか。
それはともかく、この曲がヒットした(といってもほんの子供だったので知りませんが)1958年当時も、こんな邦題がついていたのでしょうか?
原題は Tears On My Pillow」リトル・アンソニーとジ・インペリアルズのデビュー・ヒットです。
ところで、このリトル・アンソニーのリトルですが、もちろん愛称ですよね、他にもリトル・エヴァ、リトル・ペギー・マーチ、リトル・スティービー・ワンダー、リトル・リチャード・・・イタリアにはリトル・トニーという歌手もいましたね。
でも、その後「リトル」が取れた人と、そのままの人がいますね。取れたのはペギー・マーチ、スティービー・ワンダー、このアンソニーはそのままのようです。
Little Anthony And The Imperials
この曲のヒットした1958年は、ホントに3連の曲が多いですね。
すでに紹介したものですが「会ったとたんに一目惚れ」「思わせぶり」「もすこし早く生まれたかった」「クレイジー・ラブ」などアメリカのチャート上位に上がったものだけでもこんなにあります。




